伊勢湾フェリーって知っているかい?
愛知県の渥美半島の伊良湖と三重県の鳥羽を結ぶカーフェリーですよね。所要時間1時間弱で行けるのが魅力です。
観光を兼ねて乗船するには楽しいけど単に移動手段として車で利用するだけなら高速で移動するのに比べてちょっと割高なんだよね。
そうなんですか。
例えばNV350キャラバンに二人乗車で利用すると自動車航送運賃(運転者1名含む)6,900円+旅客運賃(1人)1,600円の計8,500円かかる。
確かに! 豊川インターから鳥羽インターまで高速代5,210円ですものね。ガソリン代も足すとどちらが得かわかりません。
しかーし! なんと復路を無料で利用できる方法があったのだ。これなら往復利用でも8,500円で済む。運転手一人なら6,900円。これなら高速代と運転する疲労とガソリン代を考えても十分もとはとれるな。
あった・・あったなんですね。過去形なんですね。
目次
最初に注意点!これだけは伝えておきたい!
往路を無料で利用できる方法は、令和3年10月1日から12月31日までの観光キャンペーンです。すでに終了しています。
今後同じようなキャンペーンがあったときの参考にしてください。
伊勢湾フェリーって知ってる?
愛知県の渥美半島の伊良湖。
三重県の鳥羽。
その2つを結ぶカーフェリーです。
昭和39年に運航が開始され現在にいたります。
所要時間は55分。
午前8時10分の始発便から午後5時40分までの最終便まで日に7~9便運行しています。
令和4年1月現在の運賃は下のとおり。
車両長 | 片道 | 往復 |
3m未満 | 4,800円 | 8,640円 |
3m以上4m未満 | 5,800円 | 10,440円 |
4m以上5m未満 | 6,900円 | 12,420円 |
5m以上6m未満 | 7,900円 | 14,220円 |
種別 | 片道 | 往復 |
大人(中学生以上) | 1,600円 | 2,880円 |
小人(小学生) | 800円 | 1,440円 |
復路を無料して船に乗ってみたよ
船に乗船するまではこんな感じです。
今回の旅行では伊良湖から乗船しました。
まずは看板
そういうことです。
車を並べます
まずは、所定の位置に車を並べます。乗船券はこの後購入します。車検証を用意します。
乗船券を買いに行きます
伊良湖はプレハブの建物です。車検証と財布を持っていきます。(*^O^*)
隣にあるこちらの立派な建物は今回の乗船券売り場ではありません
道の駅の看板はありますが、令和3年12月現在道の駅でなくなっています。待ち時間はこちらで過ごす事ができます。
船が着岸します
船には乗用車のみだと40台から50台くらい搭載できるそうです。
こんな感じで車を並べます
作業員の指示に従って車を止めます。思ったより余裕のある止め方です。
船内はこんな感じ
イス、絨毯敷きとあります。お勧めは絨毯敷きでごろりと横になるです。
繁忙期以外は混む事がないようなので予約を取る必要はないように思います。空調が効いていてちょうど昼寝するには揺れもあってよい環境です。
売店もあるので気が向いたら利用されてもよいでしょう。
さて、復路を無料で乗船するためには
ではどうやったら復路が無料になるかというと、魔法のアイテムならぬ、魔法のパンフを入手しなくてはいけません。そのパンフはどこにあるかというと私はたまたま立ち寄った道の駅で見つけました。
たぶん、観光案内を兼ねた公共施設っぽいところならおいてあるかもしれません。
別に道の駅でなくてもよいですが・・・。
私は道の駅でたまたま見つけたので・・・。
手に入るならどこでもよいのですけど。
そして案内所付近でいろいろなパンフがある中から「しおさい海道伊勢湾フェリーで行く 秋のわくわくファミリー体験」というパンフを入手します。もちろんパンフ自体は無料です。フェリーの復路を無料にするためにはこれが必要です。他にもいろいろとクーポン券がついてきますが、フェリー復路無料の前では他のものは霞んでしまいますね。
このパンフと車検証を持って乗船券売り場に行きます。
そして、パンフを差し出し「往復乗船券をください。」といって片道分の値段で往復乗船券を購入します。
なんと復路の乗船券の有効期間は1週間! 神対応です。
同乗する人の分まで復路無料になるのもすごいです。
もちろん予約不要です。乗りたいときに半券を出して乗船することになります。
最初、復路を利用するかどうか決まっていなかったのですが、窓口の方が乗らなければ処分してもらってかいませんからといってくださったので往復で購入しました。
復路の乗船券です。
一週間有効なので捨てないで持っておきましょう。
最後に・・
じつは今回の旅行で復路は利用しませんでした。というより利用できませんでした。いざ乗船しようと鳥羽港まで帰ってきたのですが、荒天のため船は欠航していたのです。
確かに強風が吹いていましたが、波浪警報がでていたわけではないので大丈夫だろうと思って確認を怠ってしまいました。
便利なインターネットがあるので確認しておけばよかったと少し反省。
逆に復路を正規料金で購入していなくてよかったなあと思いました。
復路はもともと無料だったのでそれほどがっかりすることなく陸路で帰路につくことになりました。
でも、高速道路で渋滞に巻き込まれて疲れ果てたのは内緒です。