先日、秩父市(埼玉県)まで行く用事があったので西武鉄道の新型特急“Laview(ラビュー)”に乗ってきたよ。
いいなあ。Laview(ラビュー)の顔って南海電鉄特急ラピートになんとなく似てませんか?
丸いところだけではないのか? 20年くらい前に1度だけラピートにも乗ったことがあるなあ。
ええっ! ずるい! それって私が生まれる前ではないですか!
生まれる前のことをいわれても・・・、そもそも助手さんは年齢はいくつの設定なんだ?
目次
Laview(ラビュー)について
Laview(ラビュー)」の名称には次のような意味があるそうです。
愛称「Laview(ラビュー)」には、
西武鉄道webサイト
「L」贅沢(Luxury)なリビング(Living)のような空間
「a」矢(arrow)のような速達性
「view」大きな窓から移りゆく眺望(view)
都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急として、多くのお客さまに特急電車での旅を楽しんでいただきたいという想いが込められています。
現時点では、池袋から西武秩父駅間の運行のみとなっていて、2019年度中にはすべての特急がLaview(ラビュー)に入れ替わるとのことです。確かに運行当初よりも運行本数が増えていて、新型に乗れるチャンスは増えています。
逆に言うと特急レッドアローには乗れなくなる日も近いということでしょうか。2020年度以降にレッドアローにどうしても乗りたい場合には、西武新宿線特急小江戸号に乗るしかなくなるかもしれません。
レッドアロー7両編成でしたが、Laview(ラビュー)は8両編成となっています。さぞかし座席数も増えたのでは思いきや、18席しか増えていません。これは、サニタリースペースや乗降口のスペースを拡大したためです。それから、レッドアローにあった飲み物の自動販売機もないのでLaview(ラビュー)に乗るときには購入しておいた方がよいかもしれません。
実際にLaview(ラビュー)に乗ってみた
実際に乗車したときの様子を紹介していきます。
池袋駅に列車が入ってきた
このときは、薄暗かったのでライトが点灯していますが、にこにこ顔にもなるそうです。それはそれで見てみたい気がします。
大きな窓
横というより縦に大きいのです。膝下まで見えてしまうのでミニスカートの方は視線が気になるかも。ちなみにガラスのサイズは縦は1350mmとのこと。
アーム部は一体型
アーム部は一体型になっているのでリクライニングすると同じように傾きます。
テーブルと枕
テーブルを出したところ。このテーブルはお弁当用かな。前の座先も可倒式のテーブルがあります。こちらはノートパソコンも置けます。
枕の位置も上下に動かせます。背の大きい私でも十分なサイズのシートなのはうれしいです。
コンセントもついてます
充電器さえ持ち歩いていれば充電できます。ノートパソコンもOKですね。
多目的トイレ
1号車には車いす用のトイレもあります。ウォシュレットつきなのもうれしいです。
簡易ベビーベッド
多目的トイレには簡易ベビー別途もついてます。
フィッティングボード
こちらも多目的トイレですが、フィッティングボードもついてます。コスプレする人にはいいのかも。鏡も付いています。
男子トイレ
新幹線の男子トイレよりも広いです。
乗降口の電光表示板
まあ、これは普通かな。防犯カメラ内蔵のようです。
1両目から見た2両目方向
まるでマンションの廊下?と思わせるような作りと広さです。
パウダールーム
パウダールームという名前ですが?ルームではないです。
1両目
運手席も丸見えなのがわかりますか?
ただ夜だとガラス内の液晶が働くのか運手席は見えなくなってしまいます。こっちは帰りに撮った写真です。
8両目
運転席が丸見えです。
連結部分
ガラスドアになっています。写真はありませんが、渡り板のデザインもかっこよいです。
乗ってみた感想
先頭車両の丸顔のデザインは賛否両論とは思いますが、話題性点では申し分ないというところでしょうか。また、西武線をイメージした黄色と柔らかいイメージで設計された室内は、車両設計のコンセプトでもあったこれからの100年をうまく表現できているのではないでしょうか。
秀逸なのが室内の静かさです。レッドアローは正直モーター車両にのると結構うるさかったのですが、このLaview(ラビュー)はとても静かです。隣の席の人と他の人に聞こえないくらいの声で会話もできるレベルです。
また、シートが縦に大きいのもいいです。長身な私でも頭まですっぽりとサポートしてくれるので寝落ちしたときに上を向かないので恥ずかしい思いをしなくてすみます。
課題とすると池袋から西武秩父までの所要時間が短すぎることです。降りるのがもったいないと思う人も多いのではないでしょうか。
じつは好きな車両、好きな座席を予約できます
じつは西武鉄道のチケットレスサービス「スムーズ」を使うと特急ラビュー、特急レッドアロー号の特急券、またはS-TRAIN、拝島ライナーの指定券を一度に4席まで購入できます。しかも、スマホ対応なので切符の発行の手間もいりません。デポジット制なのでいくらかチャージしておかなければならないのですが、それもクレジットカード経由でできるので便利です。
先頭車両の運転席後ろももちろん予約できます。
私もこのスムーズを利用して帰りのLaview(ラビュー)では、1両目の運手席すぐ後ろの席を予約しました。でも、夜だったので運手席はみえなかったのが残念でした。